※ネタバレをやや含みます
※率直な意見を書いてるので気分を害したくない方は
読まないことをお勧めします。
ただ悪口って感じでもないです。
『国宝』を観て
思ったことをそのまま書くのでお許しください。
みんなの意見が賞賛ばかりだったから
天邪鬼のように、批判したいわけでもなく
みなさんも一緒にみなさん自分自身の『感覚の分析』を
していただけたらと思っております。
正直、映画は
感じたままを感じればいいんだと
思うんですけどね。
まあ、暇なので書きます。笑
暇なわけないやろー!!
読んで嫌な気持ちになっても
知らないからね!!笑
さて
わしは映画は話題作があると
観に行くぐらいで
時々、TOHOシネマズとかじゃない
ミニシアターでしかやってないような作品を
意識高いふりをして鑑賞に行きます。
今回は『国宝』が話題になってたので
友人と一緒に観にいくことに。
109シネマズプレミアム新宿
3時間の長丁場だから
ゆったり観たいのもあって
この劇場を選択。
飲み放題&ポップコーン食べ放題
正直どちらも放題じゃなくていいと思うんだけどね。笑
3時間と長いので
1時間あたり➕300円くらいなら
そんなに高い買い物でもない気がしています。
芸能人にほんと疎くて
出演者は名前は聞いたことあるぐらいで
ほぼ誰かもわからない。
顔と名前が一致しない。
見ればああ、この人かと
なる人もいたけど、、、
映画の内容としては
よくある血筋争いで
実際は争った訳ではなくて
争わさせてしまったという流れだったように感じた。
家族も捨て子供も捨てて
全てを歌舞伎に捧げたクズ男の話。
国宝を目指したわけではなく
結果的に国宝になるわけだが
出演者の素晴らしい演技力と練習量を
感じた作品でした。
正直、照明とかカメラワークとか
映像の切り取りとか
そういうことって全くわかってないから
ガタガタ言える立場にもないんだけども笑
ここで感想としては
内容はありきたりだが
役者の演技が素晴らしかったため
ハラハラドキドキもして
すごかったのだけれども
役者の演技力や頑張り🟰映画の良さ
っていうのは
少し違う気がしていて
一つ一つ切り取ってみると
どうなのだろうか。
結果、個人的には
超超超手のかかった、隠し芸大会
のように感じてしまった。
若い世代は
知らない番組だと思うのだけど
芸能人が
2グループに分かれて
特殊技能を持った人に弟子入りをして
(手品とか。)
練習して年末に披露するという番組があった
堺正章が
ミスター隠し芸などと言われていたのを
聞いたことがある人もいるかもしれない。
気が向いたらyoutubeなどで観てもらえたら。
自分が物心ついて30歳あたりから
世間が
普通の映画じゃ満足できなくなってきて
伏線回収に走らなければ
いけない時代になってしまった。
志村けんのコントのように
流れがわかっている古典的なものだと
民衆は満足しないようになってしまったのである。
『怒り』や『怪物』のような作品が流行り
わしはどちらかというとやや苦手なのだが
あれはこういうことだったんだ
とか
そういうことなんじゃない?
と言ったような
『憶測』によって映画が完成する。
わしが作者なら
よくわかんない、どうとでも解釈できる
演出にしておけば、アホな視聴者が
『奥が深いんだっぺ〜』って
推測して物語を盛り上げてくれる。
意味のないことにも
意味を与えさせることによって
それらしいものになってしまう。
解釈が曖昧なシリーズの完成だ。
そういう点では
今回の国宝は分かりやすく
わしは好きな流れだった。
血筋争い
国宝になるにはすべてを捨てる覚悟が必要
(国宝を目指してたわけではないが)
クズな男のクズ祭り
女の裏切り(支えでもある)
(小説読んでないから詳しいことは分からず)
では
この映画国宝のどこが良かったのか?
内容が良かったのか?
歌舞伎役者の頂点を目指す覚悟が良かったのか?
音楽や構成が良かったのか?
役者の演技が凄かったのか?
普段、知られないような歌舞伎界の裏側のようなものを知られることが良かったのか?
この小説を書くために3年間、歌舞伎の世界に身を投じたことか?
田中泯の凄さか?
もちろん、いろんな要素が相まって
だと思うのだけど。
今回のわしの感想は
一般の役者があそこまで歌舞伎の演技が
できるなんてよっぽど練習しただろうと
それ自体は
本当に素晴らしくて賞賛に値するんだけど
前述したように『隠し芸大会』の延長では?
と、なってしまった。
もし機会があれば
どこがどう良かったのか教えて欲しい
あとあの女はどうして
あの男と出ていったのかも教えて欲しい
私があんたを日本一にしてやるとか
言ってたのに、、、笑
歌舞伎を観るだけなら
本物の歌舞伎を見た方が感動があるだろうし。
ただ、いつも思うことがある。
たった2000円。
安ければ1000円ぐらいで映画が観られて
どれだけの時間をどれだけの人が
かけて作ったのかも考えず
面白かった
つまらなかった
と吐き捨てるように言ってしまう。
以前、『余命10年』という
実話をベースに作られた映画があって
涙なしでは観られない作品なのだが
観終わって出口に向かっていると
『泣けた?』と会話が聞こえてきて
涙活も大事だとは思うが
実話をもとにした作品で
難病で38歳で亡くなってしまう話を
泣けた泣けない
おもしろいおもしろくないっていう
感覚で観るのが少し違う気がしていて。
わしがその子の親なら
人の娘の人生を
泣けた泣けないとか言ってんじゃねーよ!!
と怒り狂ってしまうかもしれない。
まあ映画なんて好き勝手観ればいいんだけどね!笑
結論としては観て良かったし
みんなが良かったっていう点もわかる。
でもこの映画のタイトルである『国宝』。
この映画との戦いはすでに始まっているのだ
国宝✖️歌舞伎。。。
む、難しそう。。
これは良かった。。と言わないと
理解できてないと思われそう。。。
わしも何度か高いお金を払って歌舞伎なるものを
観に行ってみたが
何度行っても、訳が分からず
まあ、簡単に言えば
裸の王様みたいなものだ。
え?あの映画の良さがわかんないの?
と、言われるのが怖くて
みんなも褒めてるし
わかった気になって絶賛してしまう
もしこの映画のタイトルが
『クズ男!!家督争奪戦』
『悪魔に取り憑かれた男』
だったもっと気負わず観られたかもしれない。
そもそも、話題にすらなってない可能性もある。
国宝。。。
タイトルからしてすごそう。。。
なんかよくわかんなかったけど凄かった。。。
みんなもすごいって言ってるし。。。
別に総理だってさ
石破だろうが
岸田だろうが
小泉だろうが
高市だろうが
自分の選んだ人を自信持っていいんだよ。
石破さん!最高!!
いいじゃん、自信持ちなよ。
この空気感で「石破推し」なんて言えないって。
1000人に1人だったとしても
10000人に1人だったとしても
「なんで王様は裸なの?」
と言える人で
わしはありたいな。
流石に大人だからね
相手を傷つけるようなことは言わないようにね
わしは石破推しではありません。
誰推しでもありません。
恥ずかしながら
政策や方針に口だせるほど知識もありません。
だから泣く泣く納税して
やってもらうしかなく
ただただ、恥ずかしい。
です!!
以上です!!
国宝の感想教えてね!!笑
コメント